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引っ越しをする理由は人それぞれですが、引っ越し費用は誰もがなるべく抑えたいと考えるものですよね。
引っ越し費用が何に基づいて決まるのかを解説しますので、それらを踏まえて引っ越し費用を安く済ませる方法を理解しましょう!
引っ越し費用が決まる要因
荷物量
一般に大型家具や大型家電、段ボール数といった荷物量が多ければ多いほど高くなります。
荷物が多いほど作業人員が多くなるため人件費が高くなりますし、トラックの積載量が2トン車から4トン車になるとその分高くなります。
私の学生時代、家具付きの学生アパートから一般の賃貸アパートに引っ越す際は、荷物量が2ドア冷蔵庫と段ボール5箱程度だったこともあり、マッチョな大男が一人でやってきてあっという間に引っ越しを完了してしまいました。
そのときの引っ越し代は2万円とかなりの破格でした。
作業量
特に大手の引越業者であれば、荷物の運搬だけでなく、梱包や荷解きまでやってくれるプランが存在します。
当然のことながら、お願いする作業が増えるほど高くなります。
しかし、急に引っ越しが決まる場合もありますので、手間をあまりかけられないというときは梱包だけお願いするという方法もアリだと思います。
手間と費用はトレードオフ(両立できない)なので、個別の事情に合わせて利用を検討してもよいのではないでしょうか。
移動距離
国土交通省が地域ごとに「標準的な運賃」を定めており、これは距離制、時間制でそれぞれ運賃表の形で公表されています。
例えば、距離制の場合では、関東で2トントラックを利用して50km移動する場合の運賃は23,040円、100km移動する場合は32,090円です。
そうはいっても、引っ越し先の物件が決まってから引っ越し業者を選定するわけで、移動距離は調整できるものではないですよね。
たとえば北海道から九州に引っ越すのであれば、どうしても高くなると納得するしかないので、移動距離についてはあまり気にしなくて良いと思います。
引っ越し費用を抑える方法
荷物を減らす
服や本、雑貨、子のおもちゃ等で不要なものは処分しておきましょう。
大事なのは、引っ越し業者による訪問見積もりの前に、荷物を減らしておくことです。
見積もりの時点で家にある荷物をベースにトラックのサイズが決められるためです。
服の処分
3~4月に引っ越すのであれば、真冬用の上着はしばらく着ないので、手放すきっかけにしても良いかもしれません。
もちろん、まだ着られるものを捨てるのはもったいないので、メルカリなどのフリマサービスに出品したり、リサイクルショップに持って行ったり、自治体に回収してもらったりするのもおすすめです。
私はなかなか服を捨てられないタイプなのですが、丸一年着なかった服は不要なんだと言い聞かせて断捨離するようにしています。
持っている服のほとんどがユニクロやジーユー製品なので、店頭のリサイクルボックスに入れることができ、服を捨てる罪悪感から解放されてます。笑
捨てるか来年も着るか迷っているものは引っ越しを機に処分してはいかがでしょうか。
本の処分
本はメルカリなどのフリマサービスに出したり、買い取り業者に送ったりするのもおすすめです。
私はブックオフの宅配買取サービスを利用し、本56冊を段ボール1箱にまとめて送ったところ、400円ほどで買い取ってもらえました。
安いと感じる人もいるかもしれませんが、メルカリで売れ残っていた本がほとんどでしたし、高く売ることを目指したというよりは、不用品処分を目的にしていたので、お金が貰えてラッキー!という感覚です。
利用者の負担としては、会員登録、箱を用意して本を詰める、集荷を依頼する、くらいのもので、着払いで送ることができるので金銭負担もありません。
家具・家電の処分
引っ越して数か月以内に買い替えようとしているのであれば、引っ越しと同時に買い替えるのもアリだと思います。
まとまった量を処分する場合は、不用品回収業者にまとめて回収してもらうのもおすすめです。
特に家電はどこで処分するにもお金がかかりますし、新しく買うのも高額なので、引っ越し代を抑えるために捨てるのは本末転倒ですが、不具合が出ていて壊れるのも時間の問題というような場合は、買い替えを検討してはどうでしょうか。
なるべく自分で行う
荷物の運搬だけというのがスタンダードなプランですが、荷造り・荷解きをオプションとして取り揃えている業者もあります。
委託する作業が多くなると料金も上がるので、なるべく自分で行うことが料金を抑えるコツの一つです。
レンタカーで軽いものや小さいものだけ自力で運んでおき、大型家具・家電や重たい箱だけ業者に頼むという方法でも、安くできると思います。
相見積もりを取る
引越し業界は基本的には価格競争が行われています。
当初15万円の見積もりを出され、相見積もりを取って交渉したら10万円切ったという話はよく聞きます。
競争があれば、業者は利益がギリギリ出る範囲で値下げをしてくれますが、競争がなければいくらでも高くふっかけてきます。
1社だけの見積もりだと分かると値下げしてもらえない可能性があるので、複数社から見積もりを取るようにしましょう!
繁忙期を避ける
価格は需要と供給で決まるという経済の大原則に従って、繁忙期は料金が高くなります。
引っ越しの繁忙期は、新生活が始まるということもあり3~4月なので可能であれば5~翌2月がおすすめです。
上記は国土交通省が出している2020(令和2)年の引越件数のデータです。
年間を通じて15万件前後を推移していますが、3月が約33万件と突出して多く、他の月の倍以上あり、3月に引っ張られる形で4月も20万超と多いことが分かります。
9~10月も繁忙期だと言われることがありますが、データを見ると実はそうでもないんですね。
また、繁忙期は希望した日時での引っ越しができないなど、料金が高くて融通が利かないということも起こり得ます。
土日祝を避ける
繁忙期と同じ考え方です。
「カレンダーどおり」という働き方の人は多いので、自身が休みの日にちゃちゃっと引っ越しを終わらせよう!という人は多いと思います。
土日は人気があって高くなりがちなので、逆に人気の少ない平日であれば費用を抑えられる可能性が高いです。
知り合いの引っ越し業者が言うには、金曜日か月曜日のどちらか1日だけ休んで、土日合わせて3日間で引っ越しをするという方も多いそうで、火曜~木曜が最も閑散期だということです。
午前便を避ける
通常、午前便が人気のため一日の中では最も高いです。
引っ越し業者は1日で何件もの依頼をこなすため、午前の作業が長引いた場合は午後便が影響を受けることとなります。
例えば、業者から13~17時と通知された場合、13時に来て17時に引っ越しが完了するのかなと思いますが、実際は17時から作業開始することもあるということです。
午後便は予定がずれる可能性が高いため人気は少ない、ゆえに安いと言えます。
ちなみに、時間指定のないフリー便もあり、午後便よりもブレが大きくなるためさらに安いことが多いです。